コーヒー豆の挽き方でこんなに違う!家で美味しく淹れるための粒度とミル活用術

この記事では、コーヒー豆の粒度(挽き方)の種類や、味・香りへの影響、器具ごとに最適な挽き方、そして自宅でのミルの使い方やコツまで、初心者でも分かりやすく解説します

コーヒー豆の挽き方ひとつで、同じ豆でも味や香りが大きく変わるって知っていましたか?

「いつもなんとなく粉を買っているけど、挽き方による違いってどんなもの?」「自宅で豆を挽くのって難しそう…」そんな悩みや疑問、ありませんか?

ちょっとした工夫で、毎日のコーヒーがもっと自分好みに近づくはず。あなたの「おうちカフェ」を一歩アップグレードしませんか?

この記事を書いた人

ぐり

  • 焙煎屋店主
  • コーヒーバカ(一般人寄り)
  • 石川県小松市の魅力を伝えたい人

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コーヒー豆 挽き方の基本を知ろう

コーヒー豆の挽き方ひとつで、同じ豆でもまったく違う味になるって知っていましたか?

「なんとなく粉で買ってるけど、どんな挽き方があるの?」「自分で挽いた方がおいしいの?」そんな疑問がスッキリ解決しますよ。

①コーヒー豆の粒度(挽き方)の種類

コーヒー豆の粒度、つまり“どれくらい細かく挽くか”には、いくつか種類があります。

大きく分けると、下記の通り。

粒度特徴
粗挽きフレンチプレス向け。成分の抽出が緩やか
中挽きハンドドロップ向け。バランスが良い
細挽きエスプレッソ向け。より濃くコーヒーの成分が抽出される

粗挽きはザラザラとした大きめの粒。

中挽きはグラニュー糖ぐらい。

細挽きは上白糖~小麦粉ぐらいの細かさ、極細挽きはパウダー状になります。

パッケージやお店によって表記が違うこともありますが、目安として「抽出器具によって最適な粒度が違う」と覚えておけばOKです。

まずは粒度の違いを実際に見たり、手で触って確かめてみてください。自分の好みや飲み方に合わせて選べるようになると、コーヒーの幅がぐっと広がりますよ。

②挽き方ごとに変わる味と香りの違い

さきほどの表でも紹介した通り、挽き方の違いだけでコーヒーの味と香りはかなり変わります。

粗挽きはスッキリ、あっさりした味になり、コーヒー本来の個性や香りを楽しみやすいのが特徴です。

細挽きになるほど、苦味やコク、ボディ感が強くなり、しっかりした味を楽しみたい方にぴったり。

極細挽きはエスプレッソなど、ごく短時間で抽出する際に最適。味が濃厚で、後味もインパクトがあります。

自分で同じ豆をいろいろな挽き方で試してみると、「今日は粗挽きでスッキリ、明日は細挽きでしっかり」と、その日の気分で楽しめるのも醍醐味です。

最初は違いがわからなかったですが、挽き方を変えるだけでここまで変わるのか…と感動した経験があります!

③抽出器具と挽き方のベストな組み合わせ

「どんな器具にはどんな挽き方が合うの?」と悩む方も多いですよね。

ざっくりとした目安ですが、ハンドドリップやコーヒーメーカーには“中挽き”、フレンチプレスは“粗挽き”、エスプレッソマシンは“極細挽き”がベストです。

サイフォンやエアロプレスなど、個性的な器具の場合も、説明書や豆屋さんのアドバイスを参考にしてみましょう。

自分がよく使う抽出方法に合わせて粒度を選ぶと、より理想に近い味を引き出せます。

「器具に合わせて挽き方を選ぶ」というひと手間で、おうちコーヒーが格段にランクアップしますよ!

④初心者でもできる!自宅での挽き方のコツ

「ミルなんて使ったことがないし、難しそう…」と思っている方、大丈夫です。

最近は手動・電動のミルも安くて種類豊富。手動はゆっくり豆を挽く音や香りも楽しいし、電動は忙しい朝にぴったり。

挽き方のコツは「できるだけ飲む直前に挽くこと」。これだけで香りも鮮度も一気にアップします。

最初は多少粒度がバラついてもOK!まずは「自分の手で挽いてみる」体験を楽しんでみてください。

ミルのお手入れも、使い終わったらサッとハケやキッチンペーパーで粉を落とすだけで十分ですよ。

初めて自分で豆を挽いた時、「お店みたいな香りが広がった!」とすごく感動しました。ぜひ気軽にチャレンジしてくださいね!

コーヒー豆の挽き方Q&A

コーヒー豆の挽き方について、よくある疑問やちょっとしたコツをQ&A形式でまとめました。

はじめてミルを使う方や、もう一歩コーヒーを楽しみたい方のヒントになれば嬉しいです。

①手動ミルと電動ミルどっちがいい?

「どっちを選べばいい?」と迷う方、多いですよね。

手動ミルは、ゴリゴリ挽く作業や香りの広がりが楽しめるのが魅力。アウトドアや休日の“コーヒー時間”にもぴったりです。

電動ミルは何と言ってもスピーディーで手軽。忙しい朝や家族分を淹れるときは重宝します。

どちらにもメリットがあるので、ライフスタイルや「コーヒータイムの過ごし方」に合わせて選んでください。

私は普段は電動、のんびりしたい休日は手動…と使い分けてます。どっちも楽しいですよ!

②挽きたてと粉の違いは?

やっぱり一番の違いは「香り」と「鮮度」!

コーヒー豆は挽いた瞬間から香り成分がどんどん飛んでいきます。

挽きたては部屋いっぱいにふわっと香りが広がり、飲んだときの味わいも格別。

もちろん粉で買うのも手軽ですが、もし少しでも余裕があるなら“挽きたて体験”をぜひ味わってみてください。

最初は面倒に感じても、その香りにハマる人が本当に多いです!

③粒度がバラバラだとどうなる?

粒度が揃っていないと、味にもムラが出やすくなります。

細かい粉は苦味が強く出て、粗い粒はスッキリしすぎてしまい、全体のバランスが取りづらくなります。

家庭用のミルでは多少のバラつきは仕方ないので、まずは気にしすぎず「自分なりのベスト」を見つけてください。

ワンランク上を目指すなら、少しずつグラインダー(ミル)の性能にもこだわってみるのも楽しいですよ。

私も最初はバラバラでしたが、慣れてくると味の違いが分かるようになってきて、どんどんコーヒーが楽しくなりました!

④お手入れ・メンテナンスのポイント

おいしいコーヒーのためには、ミルのお手入れも大切。

使い終わったら豆のカスや粉をしっかり落としましょう。付属のブラシやキッチンペーパーで十分です。

月に1回くらいは分解して、内部の油分や細かい粉もきれいに。

これを怠ると、古い油が次のコーヒーの風味に混ざってしまうこともあるので注意!

ミルも愛着が湧く道具。長く大切に使うことで、より美味しい一杯に近づきますよ。

まとめ|コーヒー豆の挽き方で味わいがグッと変わる!

おさらいリンク
挽き方の種類
挽き方ごとの味と香り
器具別おすすめ粒度
自宅での挽き方のコツ

コーヒー豆の挽き方は、飲み方や気分に合わせて変えることで、いつものコーヒータイムがもっと豊かに、もっと楽しくなります。

「豆を挽くのは難しそう…」と思っている方も、今日からできることがたくさんあります。

挽き方ひとつで味わいは大きく変わるので、ぜひいろいろ試して「自分らしい一杯」を見つけてみてくださいね。

毎日のコーヒーが、あなたにとってもっと心地よい時間になりますように。

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