ドリップ

水出しコーヒーの作り方|豆60g・水600mlで仕込むだけ



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水出しコーヒーは、お湯を使わずに水でじっくり抽出するコーヒーです。
火を使わない。
技術もいらない。
混ぜて、冷蔵庫に入れて、待つだけ。
夜セットして朝飲む——そんなリズムが気持ちいい、夏の定番です。

水出しコーヒーの特徴

  • まろやかな味わい — 低温で抽出するため苦味が出にくく、甘みのある優しい味になる
  • すっきりした後味 — 雑味が少なく、ゴクゴク飲める
  • カフェイン量は「少ない」とは限らない — 後述します
よくある誤解:水出しはカフェインが少ない?

「低温だからカフェインが少ない」と言われることがありますが、一概には言えません
同じ抽出時間なら低温のほうが溶け出す量は少なくなります。
ただし水出しは8〜12時間と長く漬け、豆の量も多め(この記事のレシピは1:10。ドリップは1:16前後)。
その結果、ドリップと同等か、それ以上のカフェイン量になることもあります。

カフェインを控えたい方は、水出しだから安心とは考えず、豆の量を減らすかデカフェ豆を使うほうが確実です。

必要なもの

  • コーヒー豆 — 中〜深煎り、中挽き〜やや粗挽き。深煎りの方がコクが出やすい
  • — 浄水器を通した水道水か、軟水のミネラルウォーター
  • 容器 — ピッチャー、メイソンジャー、麦茶ポットなど。蓋ができればOK
  • お茶パック(あると便利) — 粉を入れておけば濾す手間が省ける

基本のレシピ

  • コーヒー豆:60g(中挽き〜やや粗挽き)
  • 水:600ml
  • 比率:1:10
  • 抽出時間:8〜12時間(冷蔵庫で)

作り方

  1. 豆を挽く — 中挽き〜やや粗挽き。お茶パックを使う場合は中挽きでOK
  2. 粉と水を合わせる — 容器に粉を入れ(またはお茶パックに入れて)、水を注ぐ。軽くかき混ぜて粉全体を濡らす
  3. 冷蔵庫で8〜12時間 — 蓋をして冷蔵庫へ。8時間ですっきり、12時間で濃いめの仕上がり
  4. 濾す — お茶パックならそのまま取り出す。粉をそのまま入れた場合は、ペーパーフィルターで濾す
  5. 完成 — そのまま飲んでも、氷を入れても。濃いめに作って牛乳で割るのもおすすめ

美味しく作るコツ

豆は深煎りがおすすめ

水出しは苦味が出にくい抽出方法なので、深煎りの豆を使うとちょうどいいコクが出ます。
浅煎りで作ると、やや物足りなく感じることが多いです。

水の量はお好みで調整

1:10がスタンダードですが、薄めに作りたいなら1:12、濃縮タイプにしたいなら1:8でも。
濃縮タイプは牛乳や豆乳で割ると、手軽にカフェオレが作れます。

抽出時間は味見しながら

8時間と12時間では味がかなり変わります。
最初は10時間あたりで試して、好みを見つけてください。
24時間以上漬けると雑味が出るので、遅くとも12時間で粉を取り出しましょう。

保存について(ここは味より衛生の話)

水出しコーヒーは豆に一度も熱を加えずに抽出します
そのぶん、お湯で淹れたコーヒーより雑菌が繁殖しやすい飲み物です。
おいしさの話の前に、扱いのルールを押さえてください。

  • 抽出も保存も必ず冷蔵庫で — 常温での放置は避けてください。特に夏場は危険です
  • 抽出が終わったら粉を取り出す — 漬けっぱなしにしない
  • 密閉容器に入れて、2〜3日以内に飲みきる — 味も日ごとに落ちます
  • 容器は毎回きれいに洗う — 前回の残りが雑菌の元になります

少しでも味や匂いに違和感があれば、迷わず処分してください。
作りすぎず、飲む分だけ作るのが結局いちばん安全でおいしい方法です。

この記事で紹介した商品

まとめ

水出しコーヒーは「豆60g + 水600ml + 冷蔵庫で8〜12時間」。
これだけです。
夜に仕込んで、朝起きたら冷たいコーヒーが待っている。
その手軽さが最高です。

ホットの淹れ方も含めた全体像は「ハンドドリップコーヒーの淹れ方 完全ガイド」にまとめています。

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