「コーヒーを自分で淹れてみたい」と思ったとき、最初に出会うのがハンドドリップではないでしょうか。
道具を揃えて、お湯を注いで、じっくり抽出する。
その時間そのものが、日常の中の「余白」になります。
この記事では、ハンドドリップ初心者の方に向けて、必要な道具から基本の淹れ方まで、わかりやすく解説します。
まずはこの比率で試してみてください。
豆とお湯の比率は 1:16 が基本。ここから好みに合わせて調整していきます。
ペーパーフィルターをドリッパーにセットしたら、先にお湯をかけて紙の匂いを洗い流します。
サーバーも温まるので一石二鳥です。サーバーのお湯は捨ててください。
中挽きにした豆をフィルターに入れ、お湯を30〜40ml注ぎます。
豆全体が湿る程度でOK。ここで30秒待つのが大切です。
蒸らしをすることで、コーヒーの中のガスが抜けて、お湯が均一に豆に浸透するようになります。
新鮮な豆ほど、ぷくっと膨らむのが見えるはず。
蒸らしが終わったら、中心から「の」の字を描くようにゆっくりお湯を注ぎます。
サーバーに目標の240mlが溜まったら、ドリッパーにお湯が残っていても外してOKです。
最後の方は雑味が多いので、落としきらない方がクリーンな味わいになります。
注ぐときのポイントは、ペーパーの壁にお湯をかけないこと。壁にかけると、豆を通らないお湯がそのまま落ちてしまい、薄い味になります。
淹れてみて「ちょっと違うな」と思ったら、こんな調整を試してみてください。
| 困ったこと | 原因 | 調整方法 |
|---|---|---|
| 苦い / 重い | 過抽出ぎみ | 挽き目を粗くする or 湯温を下げる(85〜88℃) |
| 薄い / 酸っぱい | 抽出不足ぎみ | 挽き目を細かくする or 湯温を上げる(93〜96℃) |
| もっと濃くしたい | 豆の量が少ない | 豆を16〜17gに増やす |
ハンドドリップの基本は「豆15g、お湯240ml、蒸らし30秒」。
この3つの数字を覚えておけば、あとは自分の好みに合わせて少しずつ調整していくだけです。
毎朝のコーヒーを自分で淹れる時間は、一日の中の小さな余白になります。
ぜひ試してみてください。