ドリップ

ドリップコーヒーがまずい原因とコツ



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「レシピ通りに淹れたのに、なんか美味しくない」——ハンドドリップでよくある悩みです。
でも安心してください。
まずい原因はだいたい決まっていて、ひとつずつ潰せば必ず改善します。

原因① 苦すぎる・重い

口に含んだ瞬間に「苦っ」と感じる、後味がずっしり残る。 こんなときの原因は:
  • お湯の温度が高すぎる — 96℃以上だと苦味成分が過剰に抽出される。90〜93℃に下げてみる
  • 挽き目が細かすぎる — 成分が出すぎている。一段階粗くしてみる
  • 抽出時間が長すぎる — 3分30秒を超えていないか確認。注ぎを少し速めにしてみる

原因② 薄い・水っぽい

コーヒーの味がしない、お湯にうっすら色がついただけ。 そんなときは:
  • 豆の量が少ない — 240mlに対して15gが基本。12g以下だと明らかに薄い
  • 挽き目が粗すぎる — 成分が十分に出ていない。一段階細かくしてみる
  • お湯を壁にかけている — ペーパーの壁に当たったお湯は豆を通らずそのまま落ちる。中心を狙って注ぐ

原因③ 酸っぱい

舌先がキュッとなるような酸味。
フルーティーではなく「不快な酸っぱさ」の場合:

  • お湯の温度が低すぎる — 85℃以下だと酸味成分ばかり出る。90℃以上に上げてみる
  • 抽出時間が短すぎる — お湯が速く抜けすぎていないか。注ぎをゆっくりにする
  • 豆が古い — 焙煎から1ヶ月以上経つと酸化して不快な酸味が出る。新鮮な豆に替えてみる

原因④ えぐい・渋い

舌がザラつく、後味が不快に残る。 これは雑味のサインです。
  • 最後まで落としきっている — 後半の液体は雑味が多い。目標量に達したらドリッパーを外す
  • 注ぎが乱暴 — 勢いよく注ぐと微粉が舞い上がって過抽出の原因に。ゆっくり細く注ぐ
  • お湯が熱すぎる — 96℃以上は雑味が出やすい

味の調整のコツ:一度にひとつだけ変える

「苦いから温度を下げて、挽き目も粗くして、豆も減らして……」と一度に複数変えると、何が効いたのかわからなくなります。

調整するときは一度にひとつだけ
温度を2℃下げてみる。
挽き目を一段階変えてみる。
豆を1g増やしてみる。
ひとつ変えて淹れて、味を確認して、また調整する。
この繰り返しが一番の近道です。

それでも改善しないときは

  • 豆を変えてみる — そもそも好みに合わない豆の可能性も。中煎りのブラジルやグアテマラは万人向け
  • 水を変えてみる — 水道水のカルキが気になるなら浄水器を通す。軟水のミネラルウォーターもおすすめ
  • 器具を洗う — ドリッパーやサーバーに古い油脂が残っていると味に影響する

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まとめ

ドリップコーヒーがまずいと感じたら、まず「苦い / 薄い / 酸っぱい / えぐい」のどれかを特定する。
原因がわかれば対策は明確。
一度にひとつずつ調整していけば、必ず自分好みの味に近づきます。

基本の淹れ方を確認したい方は「ハンドドリップコーヒーの淹れ方 完全ガイド」へどうぞ。


この記事を書いているのは、石川県加賀エリアのロースターGURI COFFEE。
コーヒーの淹れ方から豆の選び方など、多岐にわたってご紹介しています。
あなたの余白の為に、最高のコーヒーライフを過ごせるようサポートしていきます。

note│にしたあきひろ

Substack│ぐり

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