ドリップ

浅煎りコーヒーの淹れ方|酸っぱいだけにしない5つのコツ



※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

浅煎りのコーヒーは、深煎りとは別の飲み物だと思ったほうがいい。
フルーツのような酸味、花のような香り、紅茶のような軽やかさ。
ただし、淹れ方を間違えると「酸っぱいだけ」「渋い」という残念な味になりがちです。

この記事では、浅煎りの個性を最大限に引き出すための淹れ方のコツをまとめます。

浅煎りと深煎りの違い

まず前提として、浅煎りと深煎りでは抽出のふるまいが違います。
  • 浅煎り — 豆が硬い。成分が溶け出しにくい。酸味が主役
  • 深煎り — 豆がもろい。成分が出やすい。苦味が主役

深煎りの淹れ方をそのまま浅煎りに当てはめると、成分が十分に出ず、酸っぱくて薄い味になります。
浅煎りには浅煎りの淹れ方があります。

浅煎りの基本レシピ

  • コーヒー豆:16〜17g(やや多め)
  • お湯:240ml
  • 温度:92〜96℃(高め)
  • 挽き目:中細挽き(中挽きより少し細かく)
  • 抽出時間:2分30秒〜3分

コツ① お湯の温度を高くする

浅煎りは成分が溶け出しにくいので、92〜96℃の高温で抽出します。
深煎りでは雑味の原因になる高温も、浅煎りならちょうどいい抽出力になります。

沸騰直後(98℃前後)でもギリギリ許容範囲。
「沸かしてすぐ注ぐ」くらいの感覚でOKです。

コツ② 挽き目をやや細かくする

中挽きより一段階細かい中細挽きが目安。
接触面積を増やして、硬い豆からしっかり成分を引き出します。

ただし細くしすぎると渋みが出ます。
「中挽きから少し細かく」を起点に、味を見ながら調整してください。

コツ③ 注ぎをやや速めにする

深煎りのようにゆっくり注ぐと、浅煎りでは渋みや収斂味(舌がキュッとする感覚)が出やすくなります。

  • 「の」の字ではなく、中心付近にまっすぐ注ぐイメージ
  • お湯の太さは中くらい。深煎りほど細くしなくていい
  • 蒸らし後の注ぎは2回に分けて、テンポよく

全体の抽出時間が2分30秒〜3分に収まるように。
3分30秒を超えると渋みが目立ち始めます。

コツ④ 蒸らしは短めでもOK

浅煎りの豆は深煎りほどガスを含んでいないので、蒸らしは20〜30秒で十分。
膨らみが少なくても問題ありません。
新鮮な豆でも浅煎りはあまり膨らまないのが普通です。

コツ⑤ 豆の量を少し多めにする

浅煎りは成分が出にくい分、深煎りと同じ15gだと薄く感じることがあります。
16〜17gに増やすことで、フレーバーの輪郭がしっかり出ます。

浅煎りにおすすめの豆

  • エチオピア — ベリー系のフルーティーさ。浅煎りの代表格
  • ケニア — 柑橘系の鮮やかな酸味。カシスやグレープフルーツの印象
  • グアテマラ(浅煎り) — 華やかな香りとチョコレートのような甘み。バランスが良い

この記事で紹介した商品

まとめ

浅煎りのコツは「高温・やや細挽き・速めの注ぎ・豆多め」。
深煎りとは逆のアプローチで、フルーティーな個性を引き出します。

まずは一度、いつもの淹れ方で浅煎りを淹れてみて、そこから温度や挽き目を調整してみてください。
「コーヒーってこんな味もするんだ」という発見があるはずです。

淹れ方の基本は「ハンドドリップコーヒーの淹れ方 完全ガイド」にまとめています。

ブログ一覧へ戻る