豆の知識

コーヒーは1日何杯まで?カフェイン摂取量の目安

「コーヒーは体にいい」「飲みすぎは良くない」——どちらもよく聞く話です。
では結局、1日何杯までならいいのか。
この記事では、公的機関が示しているカフェイン摂取量の目安をもとに、杯数の考え方を整理します。

この記事の立場

コーヒーの健康効果については、さまざまな研究や情報が出回っています。
ただ、焙煎所であるGURI COFFEEが「◯◯に効く」といった効能を語ることはしません
ここでは、公的機関が公表している摂取量の目安という事実だけを扱います。
体調や持病に関わる判断は、必ず医師や専門家に相談してください。

カフェイン摂取量の目安(公的機関の数値)

日本では、カフェインの1日あたり摂取許容量は設定されていません
影響に個人差が大きいためです。
そのうえで厚生労働省・農林水産省・食品安全委員会は、海外機関の数値を情報提供しています。

  • 健康な成人 — 1日400mg未満。1回あたりは200mgを超えないように(欧州食品安全機関 EFSA)
  • 妊娠中の方 — 1日200mg未満(EFSA)。機関により300mgを目安とするものもあります
  • 10〜12歳の子ども — 1日85mg程度

コーヒー1杯にどれくらい入っているか

日本食品標準成分表では、コーヒーの浸出液100mlあたりのカフェインは約60mgとされています。
これをもとに計算すると、こうなります。

1杯の量カフェイン量の目安
150ml(小さめのカップ)約90mg
200ml(一般的なマグ)約120mg
350ml(カフェのトールサイズ相当)約210mg

結局、1日何杯まで?

成人の目安である400mgを、上の数字で割るとこうなります。

  • 150mlのカップなら — 1日4杯程度まで
  • 200mlのマグなら — 1日3杯程度まで
  • 350mlの大きいサイズなら — 1日2杯で400mgに近づきます

よく言われる「1日3〜4杯まで」という目安は、カップのサイズを150〜200mlと想定した数字です。
大きめのマグやカフェのトールサイズで飲んでいる方は、実際の杯数より早く目安に達します。

また、1回200mgという上限も見落とされがちです。
350mlサイズを一気に飲むと、これ1杯で1回の目安を超えます。

コーヒー以外にもカフェインは入っている

1日の合計で考える必要があるので、他の飲み物も足してください。

  • エナジードリンク — 製品によって幅が大きい。表示を必ず確認
  • 玉露・紅茶・緑茶
  • コーラ、チョコレート、一部の医薬品

飲料別の比較は「飲み物別カフェイン量の比較」でまとめています。

カフェインを控えたいときの選択肢

  • デカフェ・カフェインレスを選ぶ — カフェインを大幅に除去した豆。夜に飲みたいときに
  • 豆の量を減らす — 同じ杯数でも摂取量は減ります
  • 飲む時間を前倒しにする — 就寝前の摂取を避ける

なお「水出しコーヒーはカフェインが少ない」と言われることがありますが、 抽出時間が長く豆の量も多いため一概には言えません
詳しくは「水出しコーヒーの作り方」に書いています。

こんなときは控えてください

  • 妊娠中・授乳中の方(目安が成人の半分程度になります)
  • お子さん(体重あたりの影響が大きいため)
  • カフェインで動悸・不眠・胃の不快感が出る方
  • 持病があり、薬を服用している方(医師に相談してください)

まとめ

健康な成人の目安は1日400mg未満、1回200mgまで
コーヒーは100mlあたり約60mgなので、200mlのマグなら1日3杯程度が目安になります。
大切なのは杯数そのものより、自分のカップの大きさで換算すること
無理なく続けられる量で、コーヒーのある時間を楽しんでください。

飲み物別の比較は「飲み物別カフェイン量の比較」、 豆の選び方は「コーヒー豆の選び方ガイド」をどうぞ。

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