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手動ミルを調べると、必ず候補に挙がるのがタイムモアのCシリーズ。
ただ、C2・C2S・C3……と型番が並んでいて、どれが何なのか分かりにくい。
この記事では、公開されている仕様をもとに、C2とその上位モデルの違いを整理します。
本記事は実機を長期使用した体験レビューではなく、メーカーが公開している仕様と、各モデルの構造的な違いを整理した解説です。
「使ってみた感想」ではなく「買う前に押さえておくべき事実」をまとめています。
TIMEMORE(タイムモア)は中国のコーヒー器具メーカー。
Cシリーズは同社の手動コーヒーミルで、5,000円台から手に入る価格帯でありながら、ステンレスの臼式刃を搭載しているのが特徴です。
手動ミルの入門機として広く選ばれています。
容量については20gと記載している情報もあり、流通しているロットや表記によって幅があります。
いずれにせよ1〜3杯分を挽く用途と考えておけば間違いありません。
家族4人分をまとめて挽くような使い方には向きません。
微粉とは、挽いたときに出る細かすぎる粉のこと。
これが多いと過抽出になり、雑味やえぐみの原因になります。
上位モデルはこの微粉が減る、というのが構造上の利点です。
ここは正直に書きます。
C2と上位モデルの価格差はおよそ1,500円ですが、ドリップ用途に限れば、C2で十分という評価が多数派です。
上位のS2C刃モデルとの味の差については、ブラインドテストでは判別が難しいレベルという指摘もあります。
つまり「上位モデルの方が構造的には優れているが、ドリップで飲む限り体感差は小さい」というのが実情です。
判断の目安はこうなります。
| タイムモア C2系 | ハリオ セラミックスリム | ポーレックス | |
|---|---|---|---|
| 刃の素材 | ステンレス | セラミック | セラミック |
| 本体 | アルミ | 樹脂 | ステンレス |
| 粒度調節 | 36段階 | 無段階 | 無段階 |
| 価格帯 | 5,000〜7,000円 | 3,000〜4,000円 | 7,000〜8,000円 |
セラミック刃は摩耗に強く金属臭が出にくい一方、ステンレス刃は挽く力が軽くて済む傾向があります。
段階式の粒度調節が付いている点は、「前回と同じ挽き目に戻せる」という意味で再現性に効きます。
無段階式は微調整ができる反面、同じ設定に戻すのが感覚頼りになります。
タイムモアC2は、5,000円台でステンレス臼刃と36段階の粒度調節が手に入る手動ミルです。
上位モデルは刃が新世代になり微粉が減りますが、ドリップで飲む限り体感差は小さいという評価が多数。
最初の一台なら、C2から始めて問題ありません。
他のミルとの比較は「手動ミルおすすめ|コスパで選ぶ2台」、 挽き目と味の関係は「挽き方と粗さによる味の変化」、 器具全体の選び方は「コーヒー器具の選び方ガイド」をどうぞ。